SIMPLE

当院について

 「病気」を診るだけでなく、「その人らしさ」を支える医療を。 

 病院での治療が「治すこと」を最優先にするならば、在宅医療は「生きること」を支える医療です。 私たちは、患者様が住み慣れた場所で、痛みや不安を取り除きながら、最期までその人らしく穏やかに過ごせるよう、医療の側面から全力でサポートいたします。 ご本人だけでなく、支えるご家族の心のケアも大切にし、地域で一番相談しやすいクリニックを目指します。

院長挨拶

院長挨拶
在宅医療とは、病院に通うことが難しい方の生活が、少しでも豊かになるようにお手伝いをする医療です。例えば、がんでこれ以上の積極的な治療がないと言われてしまった方の、残りの時間が少しでも豊かになるように苦痛や症状をできるだけ取り除いたり、脳梗塞や認知症の方が安定してご自宅で過ごせるように薬を調整し、生活環境を訪問看護師さんやケアマネージャーさんと協力しながら改善したりすることが私たちの仕事です。そのために、定期的にご自宅を訪問し、さらにいつでも電話相談でき、必要なら往診も可能な体制で、ご本人とご家族を支えます。 多様化する時代に応じ、医療もまた多様化、細分化されていっております。それに伴い、残念ながら「病をみて人をみず」といった状況に陥りやすい傾向にあります。 本来、医療も生活の上に成り立つものであり、個々の生活の背景により、求められる医療や介護も異なってくると思います。そして、それぞれの方の持っている価値観の違いによっても、求められるものが異なっていると考えます。当院の在宅医療ではそれぞれの生活のスタイルや価値観に合わせて、その方に合った療養のスタイルを共に考え、より良い療養生活を送れることを目指します。 厚生労働省による「人生の最終段階における医療に関する意識調査報告書」(2023年)では、自宅で最期を迎えたいと考える国民は約45%とされています。「住み慣れた場所で最期を迎えたい」、「最後まで自分らしく好きに過ごしたい」、「家族等との時間を多くしたい」などが主な理由です。一方で、実際に自宅で亡くなった人は、2022年時点で約17%となっており、病院で亡くなる人がほとんどで、最終的な療養場所の希望を実現できた人はまだまだ少ないのが現状です。私たちは可能な限りご自宅で最期を迎えたいというご希望に沿いつつ、病院での加療が必要となった場合は同じグループのはとがや病院をはじめ、近隣の病院へ紹介も行っております。
黒崎 剛之

訪問診療の対象となる方

様々な理由で、通院困難な方が対象となります。
  • ・病院から退院後、ご自宅や施設での継続的な療養を希望される方
  • ・入院や通院が困難な方
  • ・呼吸・栄養管理、排泄ケアなど、生活の中で医療サポートを必要とされる方
  • ・ターミナルケア(安らかな最期を迎えるためのサポート)を必要とされる方


※上記以外でも、「私の場合はどうなの?」と迷われている方や、在宅医療について詳しく知りたい方は、お気軽にお問い合わせください。

主な症状

  • ・悪性腫瘍末期
  • ・脳卒中
  • ・アルツハイマー病およびその他の認知症
  • ・老人性運動器疾患(骨粗鬆症、圧迫骨折、変形性関節症、 大腿頸部骨折)および関節リウマチ
  • ・神経難病等の難病
  • ・慢性呼吸不全、慢性心不全、慢性腎不全など
  • ・在宅酸素療養中の患者様
  • ・胃瘻を造設された患者様
  • ・バルーンカテーテル留置中の患者様
  • ・褥瘡
  • ・老衰など


※主なものを表示しています。こちら以外の方もどうぞご相談ください。

対応可能な医療処置一覧

栄養・点滴管理

食事が口から摂れない方や、点滴が必要な方への対応です。
・経管栄養の管理(胃ろう・腸ろう・経鼻栄養)  ・中心静脈栄養・CVポートの管理  ・点滴(補液・抗生剤投与など) 

呼吸器・酸素管理

息苦しさがある方や、呼吸のサポートが必要な方への対応です。
・在宅酸素療法(HOT)  ・人工呼吸器の管理(NPPV・TPPV)  ・気管切開カニューレの交換・管理 

緩和ケア・疼痛管理

痛みや苦痛を和らげ、穏やかな日々をサポートします。
・疼痛コントロール(がん・非がん) ・終末期の包括的な苦痛緩和 ・医療用麻薬の適正管理

排泄・カテーテル管理

排泄に関わる医療器具の管理を行います。 
・尿道留置カテーテル(尿バルーン)の交換・管理  ・人工肛門(ストーマ)・人工膀胱のケア・管理  ・膀胱ろう・腎ろうの管理 (泌尿器科専門医在籍)

処置・その他

・褥瘡(床ずれ)の処置・予防指導 (皮膚科専門医在籍) ・インスリン注射の指導・管理(血糖測定) ・腹水の穿刺・排液(※病状や環境により要相談) 

自宅での看取りについて


当院では、住み慣れた我が家で最期を迎えたいというご希望に対し、24時間体制で緩和ケアを提供しています。「病院ではなく家で最期を迎えさせてあげたいけれど、自分たちにできるだろうか」というご家族の不安に、 私たちは、豊富な実績と経験を活かし、最適なサポートを提供します。